和田有美

YUMI WADA

グループホーム憩

介護職員

祖母への思いと父の認知症

私はおばあちゃん子でしたが、小学校からは離れて暮らしていました。
祖母が他界した際には、『こんなことをしてあげたらよかったな』『もっと会いにいけばよかったな』そんな後悔を強く感じていました。

老人福祉の仕事に興味があったものの、資格もなく、勇気もなく、何か出来ることはないかという想いと祖母への後悔を抱えたまま、日々を過ごしていたある日、今度は父が認知症を発症しました。

そんな中、見つけた憩の夜間専従の仕事。今度は迷わず飛びつきました。ただ、介護関連は無資格のため日勤から慣れていく形で派遣から入社しました。

上司の言葉が仕事の意義を照らしてくれた

祖母に対する思いを果たそうと張り切りましたが現実は、声掛けや接し方に戸惑いばかりの日々でした。
介助の基礎を教えて頂きながら1日の流れを掴むのに必死です。

その後、なんとか介助に慣れたものの、今度は1日を“こなす”ということばかりに気を取られていました。そんな中、上司からの一言が私の意識を大きく変えました。

「人生の終末期に携わっているからこそ『あ~、楽しい人生だった。』と思って頂けるような日々にしてあげたいし、とても重要な仕事よね。」

私は、「介護」という仕事の意義を照らされた思いで、仕事に対する考え・意識が変化したのを覚えています。

上司の勧めで9か月の時間を経て正社員になりました。

これからも私らしく、入居者様に笑顔を

スタッフは個性豊かな仲間で和気あいあいとしたアットホームな雰囲気です。もちろん仕事なのでしんどいこともありますが、お互いに助け合って乗り越えています。
他の施設とも忘年会や花見などで交流があります。グループホーム憩は少人数の定員なので、一人ひとりの利用者様に対してゆっくり対応することができるところが魅力です。利用者様に「ありがとう」 と言ってもらえた時に、この仕事をしていてよかったとしみじみ感じます。
利用者様やご家族様に、「グループホーム憩」を選んでよかったと思っていただけるよう、精一杯努力していきたいと思っています。

今年度は55歳にて「介護福祉士」に挑戦します。

肉体的しんどさや悩みも尽きませんが、私が私らしくチームの一員として働けるこの環境に感謝しながら入居者の笑顔がたくさんみられるよう感謝を込めて頑張っていきたいと思います。

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